AOGS 2025

July 27 - Aug 1, 2025
Sands Expo and Convention Centre
Marina Bay Sands Singapore

2006年から参加しているAOGS (Asia Oceania Geoscience Socity) の国際講演会.かつては7年連続で参加したこの学会も,今回はコロナ禍を挟んで久々,6年ぶり13回目の参加でした.

関空発シンガポール(チャンギ)行き直行便で行くので,まずは南海なんば駅から関空へ.線路行き止まりのいわゆるターミナルは,出発でも到着でも雰囲気あって好きですね.上野駅然り,東武浅草駅然り.
520円課金して,空港特急ラピートで.ちなみにラピートには関空まで4駅停車のαと6駅停車のβがあり,今回はαで関空まで37分(βも大して変わらない).やはりこの時期ならではの万博ラッピングでした.
関西空港駅と関空ターミナルの接続路も万博全力仕様.
10:55発のSQ619便.便番号が奇数の場合は日本発,偶数の場合は日本着の場合が多い.
空港到着後30分足らずで保安区域へinするスムーズさ.KIX Lounge Kansaiへ直行.
預け荷物は無く出国手続きも無人のスムーズさがとても楽.搭乗まで食べ過ぎず待つ.
国際線は搭乗開始が早いので,早めに搭乗口へ.関空でなぜか北海道がいっぱい.
国内線は青組の私だけど関空からはシンガポールへのANA直行便がないので,SQで.
B78X(ボーイング787-10型機).到着国のフラッグキャリアで行くのもまた,旅の趣.
搭乗.6時間飛行の昼便なのでエコノミー窓側で十分.導入直後機のようでとても綺麗.
機内wifiは,SQメンバー(KrisFlyer会員)番号を事前登録することで無料になります.
定刻にて関空を出発.隣が空席でラッキー.
向こうに明石海峡を見ながら,関空から離陸.
南から強い台風9号が接近する中,逃げるように南西へ.
機内食にはデミソースのかかったチキンをセレクト.左上の鴨ローストも美味しかった.
添えるドリンクは,シンガポール航空だからこその機内サービスであるシンガポール・スリング.美しく穏やかな空を横目に最高.
映画コンテンツは山ほどあった中,大好きな傑作「クリムゾン・タイド」から,デンゼル・ワシントン扮するハンター副長に乾杯.
今回のフライトは終始こういう澄み切った空でとても快適.Aviation Weather Centerであらかじめ調べておいた航空天気図 (Significant Weather (SigWx))Asia-Australiaエリア(Eエリア)チャートでも,特なる乱気流注意領域はなく,その予想通りの穏やかフライト.
外を見ていたら,並走する別の旅客機が.こちらの方が微妙に速く,次第に追いつき追い越していく.
Flightradar24によればマレーシア航空の機体.なんともレアで心躍るこの風景に,同列席のお兄さんと盛り上がってシャッターを切りまくった.
約6時間のフライトも終盤,次第に高度を下げていく.
この日のチャンギ空港への着陸は,珍しく北からのアプローチ.右上の陸地はマレーシアとの国境をなすシンガポール領のウビン島.
シンガポール,チャンギ空港へ到着.そうそう,この絨毯敷きの長い通路に赤青黄色のサイン.懐かしい.
紅茶のTWGのお店とか,寄りたいところはさっそく色々あるけれど,まずは入国審査へ.
前回,2019年に来た時は有人対応のみで長蛇の列だった入国審査が,完全自動化されて人っ子ひとりいない.一瞬,間違った場所へ来たかと思ったくらい静かすぎて驚愕.そして拍子抜け.
学会は明日からでも今日は参加受付だけはやっているようなので,名札の受け取りや会場構造の視察(予習)にさっそく会場へ.
受付(Registration)確かにやってますね.18時クローズの5分前に完了できたのは,ホテルへのチェックインよりこっちを優先したおかげ.これで心おきなく発表の準備に集中できます.
会場は広義でのマリーナ・ベイ・サンズだけど,タクシーでそう伝えると当然このホテル側へ行ってしまう.会議場は道向かいのSANDS EXPO.道を渡るだけでも一苦労なので,タクシーでの行き先指定は正確に.
参加受付を無事に済ませて名札を受け取り,ホテルへもチェックインできたので,ショッピングモールBugis+で初日の夕食.シンガ風に言えば揚げチキンライス,タイ風に言えばカオマンガイトート.
こういうジャンルの食事に欠かせないサイドディッシュである,空心菜の炒め.強めに効いたニンニクが,長旅の疲れを癒し明日への活力をくれます.
着いて早々この「地ビール」も欠かさない.
ホテル屋上から南(サンテックシティやベイエリア)方向の眺め.前回(6年前)からの間でも高層ビルが倍ぐらいに増えた気がする.
客室の使いやすさ・綺麗さ,宿代の適性さ,周辺の安全さ,便利さ,交通の良さ,などなどで,最近5回くらい連続で使ってる定宿.
明くる朝は散歩を兼ねて宿から10分くらい歩いたスタバで朝食.バンズが甘いパンケーキで,目玉焼きとはちょっと合わなかった.8 SGDだったからちょうど1000日本円くらい.
街を歩いてると結構出会う,こういう構造の歩道が結構好き.
今までのシンガポール会場だったSuntecは,学会の拡大とともに手狭になったんだとか.今後はここになるのかもだけど,参加費はもう少し下げてほしい.早期価格でも750 SGDは高い.
ポスター発表.この半年前にpublishした「すばる望遠鏡でのエウロパ噴泉観測論文」の宣伝.
発表終わりには肉が食べたくて,ブギスのグリル「BREWGRILLZ」でサーロインステーキ200 g.食べたい気持ちが前のめり過ぎて,ピントすら合っていない.
肉にビールを合わせない選択肢は,もちろんありません.
客室で迎えた夜明け.おはようございます.
明けて朝,誰もいないホテルのプールは最高です.もちろんひと泳ぎ.
カフェチェーン「The Coffee Bean & Tea Leaf」はシンガポールにもあちこち.パニーニで朝食.
学会会場から,ラッフルズ・プレイスとシティ・ホール方向を.良く見ると中央にマーライオンもいます.
会場から南,左写真の左方向にある Marina Bay Link Mall にあったCrave Nasi Lemakで,シンガポール名物のラクサを.辛味噌(サンバル)多めで美味しい!
会場で時たま振る舞われるタイガービールも,もちろん頂きます.
街のあちこちにこういうカラフルな建物が遍在しているあたりが,シンガポールっぽい.
Sunshine Plazaにあったケバブ屋さん,EPIK Kebabsのケバブロールがめちゃめちゃ美味しかった.
ブギスとシティ・ホールの間,レストランが並ぶLiang Seah通り沿いにあるチャイニーズ「Kuan Kuan」で,看板料理のSpicy Dry Hot Potを.肉と野菜の唐辛子炒めのような感じ.
この麻婆豆腐もしっかり辛いんだけど,Dry Hot Potの辛さがすごいのでこっちはだいぶマイルドに感じる美味しさ.中華料理屋なので,ビールはもちろん青島です.
またある日の朝は,Fortune Centreの2階で見つけた La Teh Cafe でモーニング.コーヒーのように見えるのは,Gula Melaka Kopiというマレーシアなどで愛飲されるヤシ糖で甘みを付けたコーヒー.味わいや舌触りはココアっぽい.ガーリックトーストにはちょっとアンマッチ.
ちょっとしたスペアタイムができるたびに,何度もプールでまったり.
行ってみたかったチキンライスの有名店,津津餐室(Chin Chin Eating House)へ.ふわっと柔らかいチキンはさすがの美味しさで,無限に食える気がした.これだけでなく総合的な中国料理店なので,その他にも色々美味しそうなメニューが並んでました.
シンガポール島の南岸,ハーバーフロント駅に隣接するVivo Cityのフードコート,Food Republic で昼ごはん.
Sentosa Expressに乗って,セントーサ島へ.6年前に熱中症になった後悔を上書きする,再挑戦の旅.
もう何回も来ているセントーサ島だけれど,ここ最西端のビーチ,Siloso Beachは今回が初めて.これで,東のTanjong,真ん中のPalawanと合わせてコンプリート.
6年前も炎天下だったビーチで軽くめまいを感じたのは,今思えば予兆だった.今回は対策万端.もっと照りつけて来い.
ココナツウォーターでしっかり補給.大ぶりの果肉もたくさん入ってるけど,旨味を引っこ抜いたメロンみたいな感じで,積極的に食べるものではないね.
気持ちいいですねえ.サンダルの中はジャッリジャリだけど.
あの有名な海運の要衝マラッカ海峡から続くシンガポール海峡.その向こうはインドネシア.
まだギリギリ北半球,北緯1度です.
地下鉄TE線のMaxwell駅で降りた目の前にそびえるのが,シンガポール仏牙寺龍華院 (Buddha Tooth Relic Temple).歴史的建造物に見えるがそうでもなく,2005年竣工,2007年開設.
その道向かいにあるMaxwellフードセンターは,いわゆるホーカーが連なる観光名所.しかし今日の目当てはここじゃない.
目当てはこれ.個人的に世界で一番美味しいと思う餃子が味わえる,京華小吃 (Jing Hua Xiao Chi Singapore).6年前もセントーサ島から戻ってこの餃子を食べたので,完全再現.
これもこの店のSignatureである,炸醤面 (Zha Jiai\ng Noodle).
熱中症になることなく無事に一日を終え,6年前は体調が急変した深夜も穏やかに過ぎ,健やかに上書き成功.
翌日の昼は,Sunshine PlazaにあるSunshine Bak Kut Teh(金光肉骨茶)で,薬膳バクテー.めちゃめちゃ美味しい上にお代わりスープを注いでくれるので,勢いでご飯とともに流し込んだら思いきり喉につかえて悶絶した.
そろそろ帰るのでパッキング.どこへ行くにも大概,これとメッセンジャーバッグだけです.
帰国のためにチャンギ空港へ.真ん中の便で帰ります.まだ早いので一旦ラウンジへ戻って時間つぶし.
シンガポール航空のKrisflyer Goldラウンジ近くにある,「チャンギっぽい」空間.
ラウンジでブランチ的に食事.色々あります.
やはりここは,ラクサにタイガービール.
食後はコーヒー・・・ではなくTWGの紅茶.シンガポールを全力で楽しむ.
終始このぐらいの混み具合で,とても快適.
関空までふたたび6時間の旅.
今回も隣席があいてて超快適.
「シンガポールへの旅へとお連れ・・・」帰るんだよな・・・
シート周りの設備記録のために,こういうのを撮っておくのは大切.
さよならシンガポール.また2年後に来ます.
機内食はビーフシチュー的なのをセレクト.機内食で良く出るこの蕎麦も結構好き.
信じられない数のタンカー.向きからして航行してるんじゃなく停泊なんでしょうね.
関空からはまた南海特急ラピートで.ピーナッツラッピングでした.
関空に着いたのが22時前だったので,実は自宅までの道中は終電ギリギリだった.こういうリスクをあまり想定してなかったのは反省点.
この学会だけの話ではありませんが,昨今の学会参加費の異様な高騰には辟易します.この学会も,学会会員の早期割引価格でも750 SGD(約8万6千円),非会員では900 SGDです.AGUも約800 USD,EGUも約525 EURかかることに歩調を合わせているのかもしれないし,それは「色々な」物価高からやむなしなのかもしれませんが,研究費が漸減する中での非明朗会計的値上げには,やはりモヤりますね.対してJpGUが3万円程度を維持していることには頭が下がるばかりです.